今日のくそったれ(道路交通編)

交通安全ジャーナリスト世捨人が交通問題を取り上げます。特に公道を遊び場とする道楽集団、競技用自転車乗りを糾弾します。【自転車の制限速度(時速15キロ)法制化とバックミラー、方向指示器、制動灯装着義務化を】


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世捨人語11年5月30日 VTR版「スポーツ自転車の安全な乗り方」を斬る

スペシャライズド社が公開のVTR「スポーツ自転車の安全な乗り方」について、多くの疑問点がございますので報告します。(カッコ内はVTRの再生時間)


①逆走自転車について(1:13)。逆走すると自動車と「正面と向き合ってすれ違い危険」と説明していますが、なぜワゴン車がハンドルを切ったのか不明です。自転車は速度を落とすことなく走行しています。これは、自転車でなく自動車にとって危険ということになりませんか?

②駐車車両の避け方はひどいです(1:31)。何ら後方に合図もせず進路変更をしています。徐行もしていませんので、これは飛び出しです。危険です。ドライバーに甚だ迷惑です。おやめください。

③次に、「逆走自転車を避けようにも、わききを自動車が走るため停車しなければならない」と文句をつけています(1:51)。駐車車両を避けるときも、わきを走る自動車がいれば停車もしくは徐行すべきでしょう(上記②の事例)。ことさら逆走自転車を敵視することはありません。「トピックス2」の「安全確認のためにも一旦停止しましょう」で解決する問題です(3:26)。

④また、交差点では左側通行の自転車はドライバーから早めのタイミングで見えると解説しています(2:07)。実験では、左側通行の自転車は停止した状態であるのに対し、右側通行の自転車は飛び出しです。つまり、意図的に危険な状況をつくりだしています。交差点手前では、左側通行でも停止しなければ出合い頭に衝突する危険があるわけで、一時停止を徹底すべきでしょう。つまりトピックス2の「飛び出しは危険」で解決する問題です。

ちなみに④は、「ドライバーから見た自転車」でなく「自転車乗りから見た車」という視点で論じたほうが、説得力があったと思います。非常に残念です。

6分強のVTRのうち2分ほどで、以上のような疑問点が出てきました。まだ指摘したい点があるのですが、スペースの都合上割愛させていただきます。一方、このVTRで評価できる点が一つだけあります。ナレーターの「bicycle」の「ルウ」の発音は素晴らしいです(0:30)。



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