今日のくそったれ(道路交通編)

交通安全ジャーナリスト世捨人が交通問題を取り上げます。特に公道を遊び場とする道楽集団、競技用自転車乗りを糾弾します。【自転車の制限速度(時速15キロ)法制化とバックミラー、方向指示器、制動灯装着義務化を】


2009年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年10月

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荒川河川敷の暴走自転車を排除せよ

▼都内を流れる荒川河川敷において10月1日から自転車の高速走行が禁止される。9月30日の日経新聞「東京首都圏経済」面によると、自転車のスピードの出し過ぎによる事故でけが人が発生するなど、マナーが悪化しているという。対策として、流域の自治体が河川敷における統一ルールを策定し、試行運用する。

▼ルールは、ゴルフの練習やラジコン飛行機など、重大事故につながる迷惑行為として9項目を掲げ、禁じた。禁止事項のトップは自転車のマナーであり、事の重大性がうかがい知れる。中身はズバリ、「自転車はいつでも止まれるスピードで走行すること。(目安として時速20km以下)」

▼すぐに止まれるスピードとしながら、「時速20キロ目安」としたのは疑問である。当ブログでは「競技用自転車安全宣言」5項目を採択し、そのなかで自転車の速度は「時速15キロ以下」を推奨していることもあり、時速20キロとしたことは残念である。

▼いずれにせよ、主に対象となるのは、いつでもどこでも猛スピードで突っ走り、安全・安心を脅かす競技用自転に限られよう。今回のルールでは、違反に対する罰則はなく職員による指導にとどまるなど、実効性に疑問がある。ただ、自転車の制限速度を明確に示したことは意義がある。競技用自転車乗りが安全速度について真剣に考えるきっかけとなってほしい。


参照
日本経済新聞(2009年9月30日)
荒川下流河川事務所
東京足立区


DSCN43360001.jpg
東京・多摩川のサイクリングロードでも暴走自転車が安全を脅かしている(府中市。写真と本文は関係ありません)


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